摂南大は3連敗　同大から先制したけれど…指揮官「我慢強さが足りない」

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第4節第1日   摂南大5―45同大 （ 2021年10月30日    大阪市・鶴見緑地球技場 ）

摂南大・瀬川智広監督
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　摂南大は3連敗になった。前半4分、短いパスで崩したあと、WTB中来田連（4年）が右サイドの狭いスペースを突破して先制トライを挙げた。

　しかし、この後が続かない。ゲームキャプテンを務めたFBビリアミ・ツイドラキ（4年）は、積極的な仕掛けと、密集へのサポートで体の強さを見せて奮闘したが、メンバーが再びインゴールに飛び込むことはなかった。

　東芝の監督時代にトップリーグ連覇を果たした瀬川智広監督は「我慢強さが足りない。アタックもディフェンスも、22メートルに侵入してから得点率が低く、逆に侵入されてからは得点されている」とあと一歩のところを課題に挙げた。

　初戦で関学大に勝利したあとは勝ち星がなく、1勝3敗。通算勝ち点は5のままだ。前節終了時点での順位は6位。7、8位が回る入替戦を回避するために、関大、近大、立命大と続く残り3節に全てをぶつける。