島田高志郎、SP78・79点で首位「日本に帰って試合に出られたのがうれしい」東日本選手権

[ 2021年10月29日 20:45 ]

島田高志郎
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 フィギュアスケートの東日本選手権第1日が29日、東京・ダイドードリンコアイスアリーナで行われ、男子ショートプログラム(SP)は18年ジュニアGPファイナル3位の島田高志郎(木下グループ)が78・79点で首位発進した。

 冒頭の4回転サルコーは3回転となったが、ルッツ―トーループの連続3回転、3回転半を決めた。昨年12月の全日本選手権以来10カ月ぶりとなる試合に「やっと日本に帰って試合に出られたのがうれしい」と喜びを口にした。

 スイス拠点でステファン・ランビエル・コーチに師事しているが、今大会にあたり日本で本田武史コーチの指導を受けた。ランビエル・コーチとも相談して決め「習ってみたい気持ちがあったので見ていただいた」と話した。日本での練習は、スイスのコーチ陣からも毎日応援メッセージをもらい、高いモチベーションを維持できたという。

 フリーに向けては「ジュニア時代のチャップリン・メドレーなので思い出深い。ハタチ、バージョン。スケートファンの方々に少しでも成長したと思ってもらえる演技がしたい」と意気込んだ。

 2位は石塚玲雄(早大)で63・47点、3位は長谷川一輝(東京理科大)で61・37点だった。シード選手の羽生結弦(ANA)、鍵山優真(オリエンタルバイオ)、免除選手の佐藤駿(フジ・コーポレーション)に加え、今大会上位6選手が12月の全日本選手権に進出。フリーは31日に行われる。

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2021年10月29日のニュース