日本バレーボール協会 診断書偽造問題で第三者委員会設立へ 嶋岡会長は謝罪も進退明言せず

[ 2021年10月14日 20:49 ]

理事会後のリモート会見で謝罪した日本バレーボール協会の嶋岡健治会長(右)と高野和弘ビーチバレーボール事業本部長
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 日本バレーボール協会(JVA)は14日、都内で理事会を行い、ビーチバレーボール国際大会でのキャンセル手続きの際に選手の診断書を偽造していた問題について、第三者委員会を設置することを決めた。嶋岡健治会長(72)が理事会後のリモート会見で発表し「選手、関係者、ファンの皆様の信頼を裏切ることになり、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 偽造した担当役員は既に契約元である日本オリンピック委員会(JOC)に辞任届を提出しているというが、派遣先のJVAは受理を保留し、第三者委員会の精査を経て処分などを判断するとしている。嶋岡会長は責任問題について「私です」と認めつつ、進退については「しかるべきタイミングで明確にしたい」と明言しなかった。

 問題の発端は19年12月。翌年1月の男子ワールドツアー(イラン)に参加予定だった1チームがキャンセルの旨を伝えたが、JVAが期限内に申請しなかった。同大会は、東京五輪出場に必要なポイントランキング獲得に関わる重要な試合。期限内に手続きがされなかった場合、診断書提出などがなければ、最大200ドルの罰金、五輪枠につながる選手へのポイントが与えられないペナルティーが発生する規定があった。

 参加キャンセルを申し出たペアは期限内に連絡したため、診断書などは入手していなかった。当該役員は選手に対して不利益を与えることはできないと判断。虚偽記載の診断書を作成し、大会を主催する国際バレーボール連盟(FIVB)に航空券の写しなどとともに送付した。

 嶋岡会長は「ドクターは一切関与していない」とし、「早急に第三者委員会を立ち上げ、なるべく早く結論を出せるようにしたい。組織体制を改善する」と語った。

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