照ノ富士、先輩横綱・元白鵬の引退に感謝と決意「自分も引っ張っていかないといけない」

[ 2021年10月3日 05:30 ]

君ケ浜親方の断髪式ではさみを入れる横綱照ノ富士
Photo By 共同

 大相撲の横綱・照ノ富士が2日、報道陣の代表取材に応じ、間垣親方となったモンゴル出身の先輩横綱、元白鵬の引退に「長い間お疲れさまでしたという気持ち。自分も引っ張っていかないといけない」と引き締まった表情で話した。

 この日は東京・両国国技館で君ケ浜親方(元関脇・琴勇輝)の断髪式に出席した。照ノ富士は元白鵬の父(故人)の勧めで、大相撲の世界を志した。「(元白鵬は)角界に入る道をつくってくれた先輩で、恩返ししたいなと思って一生懸命だった」と感謝を示した。7月の名古屋場所では支度部屋が14日目まで同じで、進退を懸けた大横綱の雰囲気を肌で感じ「最後の土俵になるのかなというのは感じていた」と明かした。

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2021年10月3日のニュース