前日75の渋野日向子は66でホールアウト「昨日とは別人のゴルフをすることができた」日本女子OP

[ 2021年10月3日 14:50 ]

女子ゴルフ 日本女子オープン第3日 ( 2021年10月3日    栃木県 烏山城CC=6550ヤード、パー71 )

<日本女子オープン・3日日>18番、セカンドショットをピン側につけ笑顔を見せる渋野日向子(撮影・西尾 大助)
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 33位から出た渋野日向子(22=サントリー)は5バーディー、ボギーなしの66をマークし通算4アンダーに伸ばした。ホールアウト時点で首位と5打差の7位。

 前日から9つもスコアを縮めた渋野は「昨日とは別人のゴルフをすることができた。18ホール悔いのないゴルフができた」とうなずいた。

 序盤はピンチの連続だったが、耐えてしのいで流れを引き寄せた。5番で1メートルにつけてバーディー。7番は残り122ヤードからベタピンのショットでスコアを伸ばし、9番は3メートルのチャンスを生かした。

 14番でも1メートルにつけて伸ばし、最終18番では残り167ヤードから5Uで80センチにつけてバーディーフィニッシュ。大歓声を浴びて「ギャラリーさんの多いところでバーディーを取れたのはプロゴルファーとしてうれしい。見せるゴルフができたかな」と笑顔で話した。

 75と崩れた前日のラウンド後と、この日のスタート前に「自分の向きたい方向に真っ直ぐ向けているか」アドレスの向きを確認してティーオフした。

 難易度の高い17番では予選2日間ともティーショットを左に曲げたが、この日はフェアウエーを捉えた。「ショットは調整が必要」と満足はしていないが「ミスヒットの少ない日だった」と復調の手応えもあった。

 首位の背中も見えてきた。「現時点で5打差。まあ(優勝は)なくはないとは思うけど、このコースは難しすぎるので、優勝とは考えないで冷静にやりたい」と最後の18ホールを見据えた。

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