開幕戦黒星の天理大が今季初勝利 11トライ69得点で関大を圧倒

[ 2021年10月3日 16:37 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ第2節第1日   天理大69―21関大 ( 2021年10月3日    奈良県天理市・天理親里競技場 )

<天理大・関大> 後半2分、相手を抜き去りトライを決める天理大・内村 (撮影・後藤 大輝)
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 昨季大学日本一の天理大が今季初勝利を挙げた。故障から復帰した主力のフランカー服部、No・8山村がFWを引っ張り、関大ディフェンスにグイグイ食い込んだ。これで両サイドが空き、内村、ハビリの両WTBがトライを量産。内村は後半早々、ラインアウトからの1次アタックで中央を突破して40メートル近くを駆け、この日4本目のトライを挙げた。

 チームは4トライ以上で得るボーナス1点を加え、通算勝ち点5とした。

 初戦で近大に完敗し、関西リーグの連勝が32で止まった。6シーズンぶりの敗戦だった。巻き返すべく、フッカー佐藤主将は「エナジーをぶつけたい」とこの日に臨んだ。不用意なキックからカウンターを許し、ハイパントの連携ミスで失点するなど荒さも目立ったが、関西6連覇へ王者がようやく元気な姿を見せた。

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