増本 70でレギュラークラスV「久々で後半やっと安定しました」

[ 2021年9月7日 05:30 ]

スポニチ主催内閣総理大臣杯第52回日本社会人ゴルフ選手権関東決勝大会 ( 2021年9月6日    埼玉県 日高CC レギュラー=6816ヤード、シニア=6675ヤード、共にパー72 )

レギュラークラスで優勝を果たし、トロフィー掲げる増本(撮影・河野 光希)
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 途中雷雨による中断に見舞われたが、レギュラークラスは増本有作(30)が後半34と伸ばし、2アンダー70で優勝。今回から設けられたシニアクラスは風間智行(56)が2バーディー、3ボギーの1オーバー73で制した。レギュラーはシード選手を除く上位30人、シニアは14人が11月の日本社会人選手権(神奈川・相模原GC)に進出した。

 増本は5バーディー、3ボギーでの優勝に「久しぶりのゴルフで、後半になってやっと安定してきました」と笑顔を見せる。兵庫県西宮市出身で4年前に転勤で東京へ。甲南中から大学までゴルフ部で活躍した。全国大会では17年から3年連続トップ10の成績を残すも、優勝は3連覇した水上に阻まれている。コロナ下でも株価高騰で、勤務の証券会社は多忙で練習もままならないが「何とか水上さんに勝ちたい」と4連覇阻止を期す。

 《シニアクラスは2年目の風間制す》シニアクラスの優勝はシニア2年目の風間。「雨は気にならなかったし、無難にこなせました」と3打差をつけた。19年全国大会は10位、昨年はシード権を持ちながら日程の都合がつかず欠場。今年は関東予選からの出場で、腰痛に苦しんだこともあり、新設のクラスに挑戦した。全国大会の前に予定される10月の日本シニア出場も決めており「シニアでは若手ですから頑張りたい」と張り切っている。

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