組織委が五輪開閉会式の式典コンセプト発表 3つとも英語「あえて和訳はつけない」

[ 2021年7月14日 18:29 ]

国立競技場
Photo By 共同

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は14日、五輪とパラリンピックの開閉会式4式典に共通するコンセプトとして「Moving Forward」を発表した。また、五輪開会式(23日)の式典コンセプトは「United by Emotion」、同閉会式(8月8日)の式典コンセプトは「Worlds we share」に決まった。式典の詳細は当日まで明かされない。

 「Moving Forward」には新型コロナウイルス下で開催される大会に「スポーツの力で世界をつなげ、未来に向かって希望を生み出す場にしていきたい。前を向いて生きるエネルギーを、1人1人に届ける時間にしたい」との思いが込められた。また、「United by Emotion」には「感動でつなぐ力」、「Worlds we share」には「多様な世界の共有」との大きな意味があるという。メディアからは「高齢者もいる読者のために」と和訳を求める声も挙がったが、組織委の中村英正MOC(メイン・オペレーション・センター)チーフは「世界へ向けたメッセージということで、あえて和訳はつくっていない」と話した。

 なお、式典の制作進行を管理するエグゼクティブプロデューサーには、国際スポーツビジネスの世界で長年活躍してきた日置貴之氏が就任。式典に登場する聖火台のデザインを、欧州を中心に高い評価を受ける佐藤オオキ氏が手掛けたことも発表された。式典の企画・演出の統括役だったクリエーティブディレクターの佐々木宏氏が今年3月、タレントの容姿を侮辱する演出を提案した問題で辞任したが、既に演出内容は固まっていたため後任不在のまま作業が進められていた。中村MOCチーフは日置氏の起用について「大きな範囲でマネジメントするのに適役だと思った。クリエーティブな部分では区切りがついていた」と説明した。

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