男子バスケの米国代表が3戦目で初勝利 W杯準優勝のアルゼンチンに28点差で快勝

[ 2021年7月14日 09:55 ]

ゴール下でシュートを放つ米国代表のビール(AP)
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 東京五輪の男子バスケットボールで大会4連覇を狙う米国代表が13日、ネバダ州ラスベガスで強化試合の第3戦に臨み、2019年のW杯中国大会で2位となったアルゼンチンと対戦。米国は10日にナイジェリアに87―90、12日にはオーストラリアに83―91で敗れていたが、この日は108―80(前半58―42)で勝って3戦目で初勝利を挙げた。

 第3戦ではジェイソン・テータム(23=セルティクス)が右膝を痛めて欠場したが、ケビン・デュラント(32=ネッツ)とブラドリー・ビール(28=ウィザーズ)がともに17得点。ザック・ラビーン(26=ブルズ)も15得点、デイミアン・リラード(30=トレイルブレイザーズ)は13得点をマークして米代表史上初の3連敗は免れた。
 
 東京五輪で日本と同じC組に入っている世界ランク4位のアルゼンチンはオーストラリアに84―87、ナイジェリアに71―94で敗れておりラスベガスでの強化試合では3戦全敗。元ロケッツで現在はイタリア・リーグのバレーゼに所属するルイス・スコラ(41)が19分の出場で16得点、NBAナゲッツのファクンド・カンパッソ(30)が12得点を記録したものの勝機は見い出せなかった。

 なお米国は16日に再びオーストラリアと対戦し、18日に世界ランク2位で2019年W杯中国大会の覇者スペインと強化試合を行って東京に向かうことになっている。

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