古江彩佳、海外メジャー連戦へ弾みのゴルフを 16日開幕GMOレディース・サマンサタバサ・グローバルC

[ 2021年7月14日 16:04 ]

2試合連続の海外メジャーへ意気込みを語る古江彩佳
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 女子ゴルフのGMOレディース・サマンサタバサ・グローバルカップ(賞金総額1億円、優勝賞金1800万円)は16日から3日間、茨城県阿見町のイーグルポイントGC(6657ヤード、パー72)で行われる。

 日本ツアー通算4勝を挙げるなど“ミレニアム世代”の先頭を走る古江彩佳(21=富士通)はこの大会の後、エビアン選手権(7月22~25日、フランス・エビアンリゾートGC)、AIG全英女子オープン(8月19~22日、スコットランド・カーヌスティーGL)と続く海外メジャー2連戦のため渡欧する。

 「全然、成績は求めてないです。経験ができたらいいなあと思って。海外のいろんなコースで」

 賞金女王になることもゴルフ人生の大きな目標。現在、日本ツアーの賞金ランキングは首位を走る小祝さくら(23=ニトリ)に約1533万円差の3位。2021年開幕当初はコロナ禍の中での移動のリスクも考え「今年は日本ツアー専念」の考えを打ち出していたが、ここで方針を転換した。

 「エビアンは(世界)ランキング(29位)で入れたんですけど、これから先、出られるかどうか、分からないくらいの出場になると思うので。それに中学の時に出させていただいた思い出のゴルフ場でもあるので」

 エビアン選手権は世界ランキング上位40人が出場できる米ツアーのメンバー以外には出場が非常に難しい大会。また、会場となるエビアンリゾートGCは兵庫・長田中1年だった2013年9月に日本代表として出場したエビアン選手権ジュニア杯の舞台でもある。こうした要素が古江の挑戦意欲を強く刺激した。

 この後、日本ツアーは6試合欠場。復帰は9月9日開幕の国内メジャー、日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯(茨城・静ヒルズCC)となる予定。

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2021年7月14日のニュース