IOCバッハ会長反省?菅義偉首相と面会後「ジャパニーズピープル」連呼

[ 2021年7月14日 16:22 ]

IOCのバッハ会長(AP)
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 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が14日、官邸で菅義偉首相と面会した。

 13日に東京五輪・パラリンピック組織委員会を訪問した際、安全な大会への意欲を示した際に日本人と中国人を言い間違え、「チャイニーズピープル」と口にするシーンも。すぐに「ジャパニーズピープル」と言い直したが、東京五輪に対する批判の火にさらに油を注いだ格好となった。

 菅首相との面会を終えたバッハ会長は取材に応じ、「実り多い会談を菅首相とすることができた。日本国民の方々がこのような状況の中で、これだけのことを達成されたということに尊敬の念、感謝の念を表現するチャンスをいただいた。東京大会は色々な意味で歴史的な大会になる」と話した。

 13日の反省を生かしたのか、他に「日本国民に対する称賛を有している」、「日本国民のみなさまにもコミットメントを持っている」、「日本国民のみなさまには世界からやってくるアスリートを温かく迎えて欲しい」、「アスリートたちは日本国民のみなさまと同じように難しい状況の中で色々なことを克服して来ることができた人たち」など何度も「ジャパニーズピープル」と口に。終盤も「日本国民お一人お一人に心から感謝を申し上げます」とし、日本語で「アリガトウゴザイマス」と話した。

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2021年7月14日のニュース