IOCバッハ会長、コロナ検査体制に自信「効力発揮、成功している」

[ 2021年7月14日 17:00 ]

IOCのバッハ会長(AP)
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 国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が14日、官邸で菅義偉首相と面会した。

 面会を終えたバッハ会長は取材に応じ、何度も「ジャパニーズピープル」と口にし、日本国民への感謝などを述べた。その後に「1つだけ、質問を受ける」とし、メディアから「(新型コロナウイルス対策の)プレーブックが守られていないという報道もある。リスクは既に持ち込まれているのではないか、約束違反では」と質問が飛んだ。

 バッハ会長は「日本国民にリスクとなるようなプレーブックの違反があったという報告は私のところには届いていない」とし、「大会に参加する人は何度も検査を受ける。まず自分たちの国を出る前、入国時にもテスト受ける。その後もテストはある。検査体制はしっかり執行され、効力を発揮し、そして成功している」と自信を示した。

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2021年7月14日のニュース