高梨沙羅、北京五輪へ「日々前進」 サマーグランプリで渡欧

[ 2021年7月11日 22:16 ]

サマーグランプリ出発前にオンラインで取材に応じる高梨
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 ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(24=クラレ)が11日、欧州で開幕するサマーグランプリ出発前にオンラインで取材に応じた。

 昨季は世界選手権で2つのメダルを獲得し、W杯も3勝を挙げて通算60勝、表彰台回数は歴代最多の109とした。「昨シーズンは思っていた以上に結果も出て、自分が思っていることと体がリンクし始めたシーズンだった」と手応えを得て迎えた北京五輪シーズン。18年平昌五輪からジャンプを見直してきた成果は実を結びつつあり、「最終的な目標は北京。W杯や練習で日々前進していけるように、平昌から成長した姿をお見せできるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 この夏場は空中部分の練習に重点を置いて取り組み、「自分が変わっていくことを感じられるようになってきたのでとても楽しみ」と成長を実感。それでも「自分のジャンプはまだ完成していない」と言い聞かせ、「特に空中部分は夏場に仕上げたい。結果として出せたら」と17日のポーランド・ビスワでの初戦を見据えた。

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2021年7月11日のニュース