ナマ八村、プラチナチケット化 バスケ男子代表、16&18日埼玉開催の強化試合に観客2000人強

[ 2021年7月11日 05:30 ]

八村塁(AP)
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 日本バスケットボール協会は10日、東京五輪男子日本代表(世界ランク42位)が16日にサイデン化学アリーナ(さいたま市)で対戦する強化試合の相手がベルギー(同37位)に決まったと発表した。

 9日に70―73で惜敗した相手との再戦となる。沖縄合宿中のチームは11日にフィンランド(同32位)と対戦。その後に埼玉へ移動し、八村塁(23=ウィザーズ)、馬場雄大(25=ユナイテッド)が合流して全12選手がそろう。

 同アリーナでは18日に本番前最後の試合となるフランス(同7位)戦も実施する。首都圏は無観客となる五輪本番はバスケも生観戦は不可。一方で、ベルギー、フランス戦は収容定員50%の観客を入れる方針だ。

 NBAデビュー後初の代表戦となる八村を生で観戦できる貴重な2試合となる。関係者は「テレビ局の設営スペースなどもあるので観客は50%より少なくなる」と説明。2000人強しか手にできないプラチナチケットとなる。

 ≪馬場「全集中」宣言≫沖縄遠征後にチームに合流予定の馬場がオンライン取材に応じ「代表での責任も大きくなっているし、モチベーションも上がる。五輪に全集中して向かいたい」と語った。強化試合の内容はチェックしており「皆、目の色を変えてやっている感じがする」と合流を心待ちにしている。今季はオーストラリアとニュージーランドのチームで構成されるNBLでプレー。激しい接触プレーに屈しない強じんさを身に付けて勝利に貢献した。目標のNBA入りへ「一歩ずつ近づいている」と手応えを口にした。

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2021年7月11日のニュース