希実 非五輪種目女子3000で弾みの日本新 1500&5000代表、練習不足でも圧巻ラン

[ 2021年7月11日 05:30 ]

陸上ホクレン中長距離チャレンジ第3戦 ( 2021年7月10日    北海道網走市営陸上競技場 )

女子3000メートル、日本新記録で優勝し笑顔でポーズを決める田中希実(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 東京五輪女子1500メートル、5000メートル代表の田中希実(21=豊田自動織機TC)が非五輪種目の3000メートルで8分40秒84の日本新記録を樹立した。五輪代表を決めた日本選手権(6月、大阪)から初の実戦レースで自身のタイムを0秒51短縮。代表決定後には関係各所へのあいさつ回りなど多忙を極めて練習不足の不安もあったが、それを感じさせない圧巻の走りで五輪本番へ弾みをつけた。

 田中が北の大地で再始動した。日本選手権の疲労が抜けきっていない状態でも、ラスト1周の切れ味は抜群。後続を振り切ってフィニッシュし「ラストに余裕を持ってできるように、と気張らずに走ってこのタイムが出たのはうれしい」と余裕すら感じさせた。

 日本人初の五輪1500メートル代表を勝ち取るなど、話題をさらった日本選手権から約2週間。メダルも期待される逸材だけに、地元兵庫でのあいさつ回りや取材対応などに引っ張りだこになった。

 練習が思うようにできず「陸上に集中して北海道に来られたわけじゃない」と苦笑いしたが、昨年も日本記録を出した験の良い北海道で結果を出し「北海道にはご縁がある」と気持ちをリフレッシュしていた。

 この後は第4戦(14日)、第5戦(17日)の2試合に出て最終調整を行う予定。12日後に迫った五輪に向け「自己記録が出せるような納得ができるレースをしたい」と意気込んだ。

続きを表示

「羽生結弦」特集記事

「テニス」特集記事

2021年7月11日のニュース