ナガマツ、引き継いだ王国のバトン「先輩方の分まで頑張りたい」

[ 2021年7月8日 14:51 ]

永原和可那(奥右)、松本麻佑のナガマツペア
Photo By スポニチ

 東京五輪に出場するバドミントン女子ダブルス世界選手権2連覇中の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が8日、オンラインで取材に応じた。永原は「憧れていた舞台で、ドキドキした気持ち。今までの自分たちの最大のパフォーマンスが出せるように」と語り、松本も「今はまだ緊張感ない。これから本番が近づくにつれて緊張してくるかもしれない。緊張感を想定しつつやるべきことをやりたい」と語った。

 選考レース中には16年リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した高橋礼華、松友美佐紀組がペアを解消し、同所属の先輩である米元小春、田中志穂組が引退。ともに出場する福島由紀、広田彩花組も含めて国内の壮絶な争いを経て、夢舞台に立つ。

 2人はともに戦ったタカマツ、ヨネタナに敬意を込める。永原は「ここにいるのは3ペアがいたからだと心の底から思っている。感謝の気持ちは常にある」とし「フクヒロペアと先輩方の分まで頑張りたい。4ペアで戦う気持ちで頑張りたい」と決意。松本も「この立ち位置にいるのも2ペアのおかげ。近くで一緒に戦った分、2ペア分の気持ち乗せて大きな舞台で戦っていけたら」と意気込んだ。

続きを表示

2021年7月8日のニュース