丸山から金谷へ世界一への金言「世界ランク50位以内キープを」

[ 2021年4月16日 05:30 ]

丸山(右)のラジオ番組に出演した金谷
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 松山英樹のアジア人初となるマスターズ優勝の興奮が冷めやらぬ中、国内男子ツアーの今年初戦となる東建ホームメイト・カップが15日、三重・東建多度CC名古屋で開幕した。松山の東北福祉大の後輩で注目の”ルーキー”金谷拓実(22=フリー)が、このほど丸山茂樹(51=セガサミーホールディングス)のラジオ番組にゲスト出演し「出る試合にはどれも勝ちたい」と意気込みを語った。

 金谷は中学生の頃から書きためているゴルフノートに、26歳でマスターズに勝ち“世界一”になると目標を掲げてきた。

 ツアー2年目の今年は国内で弾みをつけ、少年時代からの夢を実現するために、積極的に海外の試合にチャレンジする計画だ。序盤は東建から、5月のプレーヤーズチャンピオンシップ・バイ・サトウ食品まで国内の4試合に出場。その後は欧州ツアーや米ツアーを転戦する。

 「出るからにはどれも優勝したい。まだ全米プロ(5月)と全米オープン(6月)の出場権を持っていないので、まずそれを取るために東建から2勝、3勝と早いうちに勝ちたいなと思っています」

 その成長のスピードは目を見張るものがある。昨年10月にプロ宣言をすると、11月のダンロップ・フェニックスで早くもプロ初Vを飾った。アマチュアからの転向後、3戦目での優勝は東北福祉大の先輩・松山の2戦目に次ぐスピード記録。そのポテンシャルの高さを示すように、今年から挑戦している欧州ツアーの1月のドバイ・デザート・クラシックでは、9位に入る健闘を見せた。

 そんな金谷の強さの理由を丸山は「攻撃と防御がしっかりしていて、マネジメント力が高い」と分析する。とりわけ、丸山が注目しているのが、そのプレーのリズムだ。

 「大舞台で緊張する場面になると、勝てない選手は“リズム音痴”になる。でもスター選手はそうならない。僕はみんながどんなリズムで打つか、どんな呼吸で入ってくるか見るのが好きなんですが、彼は自分のリズムをしっかり持っている」と高く評価している。

 金谷が世界一を目指すために、思い描いている道のりが欧州ツアーで結果を残し、米ツアーに“昇格”するVロードだ。17年全米オープンなどメジャー4勝を挙げているB・ケプカも欧州ツアーで優勝するなどして“逆輸入”で米ツアーでの成功をつかんだ。そのサクセスストーリーを確かなものにするために、丸山は「世界ランク50位以内に入ってそれをキープすることが大事」とアドバイスする。

 「ドライバー、アイアン、アプローチ、パター、そしてメンタルの5つのバランスが今より上に行けば、もっと高いステージで思い切って戦える。ゴルフIQは非常に高いと思うので気楽な気持ちで臨んでほしい」とエールを送る。日本人歴代2位の米ツアー3勝の実績を誇る大先輩から金言を受けた金谷は「どれかというよりは、全体的にうまくなりたい。自分の型を崩さず力を付けていきたいと思います」と決意を新たにしていた。

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