ウィザーズ連敗 八村は11得点 マッチアップしたニックスのランドルは3P7発で37得点

[ 2021年3月24日 10:58 ]

ニックスのバークスをマークする八村(AP)
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 NBAウィザーズは23日、東地区全体7位のニックスと敵地ニューヨークで対戦したが、113―131(前半49―69)で敗れて15勝27敗。このカードは今季2戦2敗で、球宴明けの後半戦では1勝7敗となった。

 得点部門1位(32・1)のブラドリー・ビール(27)は22得点。3試合連続でトリプルダブルを達成していたラッセル・ウエストブルック(32)は14得点、4リバウンド、12アシストで、28点差のビハインドで迎えた第4Qは2人とも出場機会はなかった。

 ここ5試合で平均20・0得点を挙げていた八村塁(23)は34分の出場でフィールドゴール(FG)を13本中5本(3点シュートは3本中1本)成功させて11得点。さらに6リバウンドと1アシストを記録したものの勝機はつかめなかった。

 ウィザーズがリードしたのは第1Qの中盤まで。今季は2月12日にワシントンDCで対戦して91―109で敗れていたが、2戦目も勝機をつかめないままに最大31点差をつけられて試合は終了した。

 ニックスの平均失点(104・8)はリーグ1位。対戦相手のフィールドゴール(FG)成功率(44・2%)、3点シュート成功率(33・5%)も全30チームのトップで、ウィザーズはそのディフェンシブな相手にターンオーバーを17回(ニックスは10回)犯してここから27点を失った。

 ニックスは22勝22敗となりホーネッツ(21勝21敗)と同率ながら東地区全体で6位に浮上。八村とマッチアップしたジュリアス・ランドル(26)は今季の成功率が41・4%に達していた3点シュートを自己最多となる7本成功させ(試投10本)、第3Qまでの出場で37得点をマーク。今季の平均得点は23・0ながら、ウィザーズとの今季2試合では計61得点を稼いでいる。平均失点がリーグ・ワースト(120・0)のウィザーズに対して、ニックスはFGを92本中47本(うち3点シュートは30本中16本)を成功。余裕のある試合展開で白星を収めた。

 なおこのカードは同じニューヨークで25日にも行われる。

 <八村の全オフェンス>
 ▼第1Q(出場7分16秒=5得点)
(1)11秒・正面からジャンプシュート=×
(2)2分15秒・右サイドから3点シュート=〇(アシスト・ウエストブルック)
(3)2分44秒・正面からジャンプシュート=〇(アシスト・ビール)
(4)3分6秒・速攻から右サイドを疾走してゴール下=×
 ▼第2Q(出場11分25秒=4得点)
(5)2分45秒・速攻からゴール下=〇(アシスト・ウエストブルック)
(6)4分37秒・速攻からアリウープ=〇(アシスト・ウエストブルック)
(7)5分42秒・右サイドから3点シュート=×
(8)8分19秒・左コーナーから3点シュート=×
 ▼第3Q(出場8分32秒=2得点)
(9)4分25秒・左サイドからプルアップでジャンプシュート=〇(アシスト・ウエストブルック)
(10)7分52秒・ペイント内でステップバックでジャンプシュート=×
 ▼第4Q(出場6分57秒=無得点)
(11)2分3秒・左サイドでジャンプシュート=×
(12)3分42秒・右サイドからドリブルでペイント内に入ったあとジャンプシュート=×
(13)6分11秒・速攻からゴール下=×

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