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仙台出身・張本 忘れない「3.11」をユニに刻み復興五輪象徴に 小1で被災…「次は自分が勇気を」

[ 2021年3月10日 05:30 ]

張本智和(共同)
Photo By 共同

 卓球で東京五輪に日本男子のエースとして挑む仙台市出身の張本智和(17=木下グループ)が、東日本大震災から10年を迎え、取材に答えた。発生時は同市立東宮城野小1年。「家で学校の宿題をやっていて机の下に隠れた。地震が続いて家族でトイレに駆け込み、止まってから近くの公園に逃げた。夜は車の中でろうそくで過ごした」と振り返る。

 希望になったのは12年ロンドン五輪女子団体で卓球界初の五輪メダルを獲得した同じクラブ出身の福原愛さん。五輪直後の9月に東宮城野小にメダルを持って訪れてくれ、「初めて五輪のメダルを生で見せてもらって食らいつくように見た。初めて自分もこのメダルが獲りたいと思うようになった」といい「次は自分が勇気を与える立場」と意気込む。

 日本代表のユニホームには今も「WASURENAI 3・11」の文字が記される。「震災を忘れないという気持ちを持ち続けてプレーする」。張本は復興五輪の象徴になると誓った。

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