聖子会長 五輪・パラ期間中のコロナ検査頻度増やす考え 開会式入場行進は1/3程度の見通し

[ 2021年3月10日 05:30 ]

橋本聖子会長
Photo By スポニチ

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は9日、新型コロナウイルス感染対策の徹底のために実施する大会中の選手の検査について、少なくとも4日に1度の計画から、頻度を増やすことを検討する考えを明らかにした。3日に行われた5者協議で、IOCのバッハ会長から再考を求められたと説明。「PCR検査と抗原検査を組み合わせていくことも重要」との考えも示した。

 見直しを進める開会式の入場行進については、選手村の滞在日数の制限などにより、従来の3分の1程度に参加者が減るとの見通しという。また、感染状況が悪化した場合も想定し「(開催方式の選択肢として)無観客は全くない、ということではない」と説明。中止については「現段階では全く想定されていない」と語った。

続きを表示

2021年3月10日のニュース