パワハラ問題も全柔連会長の山下氏は辞職せず

[ 2021年3月2日 05:30 ]

全日本柔道連盟の山下泰裕会長
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 全日本柔道連盟(全柔連)の山下泰裕会長(63)が1日、全柔連事務局内で発覚したパワーハラスメント問題で、会長職を辞任しない考えを明らかにした。都内で取材に応じ「今、決まっているのは6月まではやるということ。その後のことは今、考えることではない」と説明。6月の役員改選まで職責を全うする。

 昨年11月下旬、前事務局長の複数職員に対するパワハラを認定する報告書が、山下会長らに提出された。報告書を受け取りながら事案を公表せず、報道で問題が表面化。2月26日の会見では「自分だけでは勝手に判断できないが、全ての可能性がある」と辞任も示唆していたがこの日は一変した。山下会長は日本オリンピック委員会(JOC)の会長も兼務している。

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2021年3月2日のニュース