19年W杯代表・徳永と同期のロック玉井「彼の背中を追いたい」今秋のW杯へ決意

[ 2021年3月2日 16:40 ]

ラグビー女子日本代表の和歌山合宿で練習に参加する玉井希絵(中央) (C)JRFU
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 和歌山県で合宿中を行っているラグビー女子日本代表のロック玉井希絵(28=パールズ)が2日、オンライン取材に応じ、関学大ラグビー部で同期だった19年W杯日本代表のフランカー徳永祥尭(28=東芝)に続き、今秋のW杯ニュージーランド大会代表入りを目指す覚悟を示した。

 高3でラグビーを始めた玉井だが、翌11年4月には名門・関学大ラグビー部に唯一の女子選手として入部。総勢約130人の男子部員と一緒に、4年間鍛練を重ねたという。「関西リーグ制覇の景色も見せてもらった。プレッシャーは怖くないの?と聞いたら、“楽しまにゃしゃーない”と言った。これがトップ(の選手)だと感じた」と当時を振り返り、大いに刺激を受けてきたことを明かした。

 2年前には徳永がW杯代表に選出された。16年にもリオデジャネイロ五輪代表に選出されており、活躍する姿を羨望の眼差しで仰ぎ見た。「(W杯に出て)ラグビー部に報告するのがモチベーション。彼の背中をまだまだ追い掛けたい」と玉井。激しいプレーが強みのロックが、同期に負けじと半年後の大舞台に立つ。

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2021年3月2日のニュース