NBAが感染防止対策をさらに強化 医療用マスクの着用を義務化

[ 2021年2月3日 08:13 ]

ベンチでマスクを着用しているサンズの選手(AP)
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 NBAが選手やスタッフに対し、試合を含めたすべてのシチュエーションで「KN95」と「KF94」の医療用マスク(サージカルマスク)の着用を次週から義務づけることになった。

 スポーツ専門局のESPNが報じているもので、すでに試合中にベンチにいる選手にもマスクの着用は義務化されていたが、このマスクの「質」を高める方針。米国内では新型コロナウイルスの感染者が減少傾向にあるとは言え、依然として1日で10万人を超えており(2月1日は13万9380人)、NBAでは1日にデンバー(コロラド州)で予定されていたナゲッツ対ピストンズ戦が濃厚接触の確認作業が必要な選手が1人出たために延期となっていた。

 延期は今季に入ってすでに23試合。これを受けてNBA側は、微粒子やウイルスの放出と侵入を防ぐ細かいフィルターがついている医療用マスクの着用で、感染防止対策をさらに強化したいもよう。ただし試合中の交代などで指定された場所(クールダウン・エリア)に入ったときに深呼吸をしている間はマスクの着用は見送られる。

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