杉田、粘り強さを発揮して逆転勝利 テニス男子マレーリバーOP

[ 2021年2月3日 05:30 ]

杉田祐一(AP)
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 テニスの全豪オープン前哨戦で男子のマレーリバー・オープンは2日、メルボルンで行われ、シングルス1回戦で杉田祐一(三菱電機)はカンタン・アリス(フランス)に3―6、7―6、7―5で逆転勝ちした。ダニエル太郎(エイブル)はアンドルー・ハリス(オーストラリア)に7―5、4―6、5―7で敗れた。

 杉田が持ち味の粘り強さを発揮し、逆転勝ちで初戦を突破した。昨年12月から拠点を移していたセルビアで、1月2日に新型コロナウイルス感染が判明。陰性になるまで1週間ほど練習ができなかったが、苦境を乗り越えた。メルボルン入り後の隔離期間中には指定された選手との練習のペースが合わず、調整に苦労したという。「(試合前は)諦めかけていた部分もあったが、第2セットからリズムをつかめて勝てたのでうれしい」と喜んだ。

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2021年2月3日のニュース