森喜朗会長「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」

[ 2021年2月3日 19:54 ]

日本オリンピック委員会の臨時評議員会で発言する東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長
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 東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が3日、日本オリンピック委員会(JOC)の臨時評議員会に出席し、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手を上げると、自分も言わないと行けないと思ってみんな発言されます」と私見を述べた。

 JOCは競技団体の運営方針「ガバンスコード」に沿って女性理事の割合を40%以上にすることを掲げている。森会長は「女性を増やす場合は発言の時間をある程度規制しておかないと、なかなか終わらない」とし、組織委についても「女性は7人くらいおられますが、みんなわきまえておられます。お話もきちんと的を得て非常に役立っております」と話した。

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