バスケ男子日本代表、世界2位スペインと同組 東京五輪1次L組み合わせ抽選

[ 2021年2月3日 05:30 ]

八村塁
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 国際バスケットボール連盟(FIBA)は2日、スイスのミーで東京五輪の1次リーグ組み合わせ抽選を行い、男子で世界ランク41位の日本は、C組で同2位のスペイン、4位のアルゼンチン、6月末からの世界最終予選を突破した国と対戦することになった。

 76年モントリオール以来、45年ぶりに夢舞台に立つ日本にとって厳しいグループだ。米国と同組は免れたものの、スペインは19年W杯を制し、アルゼンチンは準優勝。日本を指揮するラマス監督は「この2チームがW杯決勝を戦ったという事実が質、強さ全てを表している」とし、母国アルゼンチンとの対戦は「避けたかった」と苦笑いを浮かべた。

 NBAウィザーズの八村塁(22)、ラプターズの渡辺雄太(26)を中心に、日本版ドリームチームで五輪に臨む。19年W杯は全敗だっただけに、ラマス監督は「1勝することが我々の挑戦。1勝するためにはパーフェクトな試合をしないといけない」と現実を見つめていた。

 《女子日本代表は7連覇狙う米国と同組》女子で世界ランク10位の日本は1次リーグB組で、世界1位で五輪7連覇を狙う米国、5位のフランス、14位のナイジェリアと対戦する。

 16年リオデジャネイロ五輪は8強に進出し、東京ではメダルの期待も懸かるが、大黒柱の渡嘉敷が昨年12月に右膝前十字じん帯を断裂。ホーバス監督は「(渡嘉敷は)間に合うかどうか分からない。難しいかもしれない」と厳しい見通しを示し、「他の選手がステップアップしないといけない」と話していた。

 ▽五輪男女バスケットボールの大会方式 各組の上位2チームと、各組の3位のうち2チームの計8チームが準々決勝に進む。同組の複数チームが勝敗数で並んだ場合は、直接対決の成績などで順位を決める。

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