東京五輪へ規則集初版を公表　IOC「全ての参加者にとって安全な大会に」

国立競技場
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　東京五輪・パラリンピック組織委員会、国際オリンピック委員会（IOC）、国際パラリンピック委員会（IPC）は3日、東京大会の参加者に適用する新型コロナウイルス感染防止対策などのルールをまとめた「プレーブック（規則集）」を公表した。

　東京大会では新型コロナウイルス感染防止が最重要課題となる。選手や大会関係者らにルールを徹底させるため、政府主導の新型コロナ対策調整会議がまとめた中間整理に基づいて組織委、IOC、IPCが協議して作成した。今後、観客受け入れなどの方針が固まり次第、更新していく。

　オンラインで会見に参加したIOCのクリストフ・デュビ五輪統括部長は「自信を持って開催に向かっている。プレーブックは五輪、パラリンピックの関係者にとって一元化された情報になる。全ての参加者にとって安全な大会にする」とし、観客の扱いについて「もう少し検討時間が必要」と話した。