冬季国体スケート 茨城県勢が出場断念へ…県独自の緊急事態宣言発令中 他の自治体にも影響か

[ 2021年1月20日 05:30 ]

 緊急事態宣言の対象地域に追加された岐阜、愛知両県で今月下旬に開催される国民体育大会冬季大会のスケート競技について、茨城県勢が出場を断念する意向であることが19日、茨城県体育協会への取材で分かった。今後、棄権届を大会実行委員会に提出する方針。厳戒態勢下の大会で、他の自治体にも同様の動きが出てくる可能性もある。

 茨城県体協や日本スポーツ協会によると、スピードで18年平昌五輪に出場した男子の小田卓朗(開発計画研究所)ら9選手、フィギュアでも4選手が出場予定だった。岐阜、愛知両県で政府による緊急事態宣言が発令されていることや、茨城も県独自の緊急事態宣言が出ていることが理由。秋田県で2月に開催されるスキーには出場する予定という。

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2021年1月20日のニュース