初場所11日目 正代、取り直しの一番でも軍配差し違え 薄氷の勝利でトップに並ぶ

[ 2021年1月20日 18:10 ]

<大相撲初場所11日目>正代(左)と隠岐の海の取り組みは同体で取り直しとなる(撮影・会津 智海)
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 大相撲初場所は20日、東京・両国国技館で11日目を迎え、3敗の大関・朝乃山は関脇・隆の勝をはたき込みで下して8勝で勝ち越し、カド番脱出を決めた。

 単独で1敗としていた西前頭筆頭・大栄翔は阿武咲と対戦。立ち合いから攻め込むも突き落としに屈して2敗目を喫した。

 10日目で8勝目を挙げ、カド番脱出を決めた大関・正代は隠岐の海と対戦。軍配は隠岐の海に上がったが、同体と見なされ取り直しに。取り直しの一番でも軍配は隠岐の海に上がったが、協議の末、隠岐の海の勇み足で正代の勝ちが決まった。

 平幕では明生が宝富士を押し出しで破って3敗をキープ。逸ノ城は妙義龍に寄り切りで敗れて4敗に後退した。

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