隔離中の錦織 全豪OPへ不安「2週間じっとしていた後に試合するのはリスクしかない」

[ 2021年1月20日 05:30 ]

メルボルンのホテルでの隔離生活を報告する錦織圭(本人の公式アプリから)
Photo By 共同

 全豪オープンテニス(2月8日開幕)出場へ向けたチャーター機で搭乗者の新型コロナウイルス感染が判明し、開催地メルボルンのホテルで外出禁止の隔離措置を受けている男子の錦織圭(31=日清食品)が18日、公式アプリで動画を公開し、近況を説明した。

 錦織は2月1日開幕のATPカップ(メルボルン)で右肩を痛めた昨年9月の全仏オープン以来となる実戦を予定している。東京五輪を控えるシーズンの初戦に万全の状態で臨めるか分からず「2週間じっとしていた後に試合をすることはリスクしかないが、しょうがないので前を向いて毎日過ごしていきたい」と心境を明かし、「とりあえず、体調は問題ない。あと10日ぐらい頑張りたい」と話した。

 錦織と同じく完全隔離されている男子選手の一部からは、長時間の試合にはリスクがあるとして、4大大会で適用されている5セットマッチではなく3セットマッチを要望する意見も出た。だが、トーナメントディレクターのタイリー氏は「この大会は、グランドスラムだ」と却下。隔離生活に選手側から不満が続出していることにも「ほとんどの選手は、措置に賛同してくれている」と強調した。

 AP通信は19日、東京五輪の現状を紹介する記事を配信した。「全豪からIOC(国際オリンピック委員会)は何を学べるか?」と問い掛け、「全豪は、選手と関係者で約1200人だが、五輪とパラリンピックに参加する選手は1万5400人。彼らの数年にわたる練習の成果が、危険にさらされる」と指摘している。

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