ネッツのデュラントが7日間の検疫で戦列を離脱 3日に八村とマッチアップ

[ 2021年1月5日 09:18 ]

3日のウィザーズ戦に出場したネッツのデュラント(AP)
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 NBAネッツの主力フォワードで、3日に地元ブルックリン(ニューヨーク州)で行われたウィザーズ戦で八村塁(22)とマッチアップしていたケビン・デュラント(32)が7日間の検疫が必要になったために、5日のジャズ戦からの4試合、戦列を離れる運びになった。

 スポーツ専門局のESPNが報じているもので、新型コロナウイルスの感染者に対する濃厚接触者(氏名非公表)と認定されたための措置。デュラント自身は5月に感染し、その後抗体があることが確認され、4日時点での検査でも3回陰性となっているが、NBAの感染防止規定では抗体を持っていても例外とはならないために検疫が必要な濃厚接触者となった。

 アキレス腱の断裂で昨季を全休したデュラントは年俸4010万8950ドル(41億3000万円)で迎えた今季、6試合に出場して28・2得点をマーク。ウィザーズ戦では122―123で敗れたが、それでも28得点、11リバウンド、7アシストをマークしていた。

 ネッツでは昨季20・6得点、6・8アシストを記録していたガードのスペンサー・ディンウィディー(27)が膝のじん帯断裂で今季の出場が絶望となったばかり。リーグ屈指のガードの1人、カイリー・アービング(28)はここまで26・8得点をマークしているが、スティーブ・ナッシュ新監督(46)を迎えて開幕前に優勝候補の一角に挙げられていたネッツは今季序盤で3勝4敗と苦戦している。

 なおウィザーズが今季対戦したチームの中から感染もしくは検疫で選手が離脱したケースはこれが2度目。12月29日のウィザーズ戦に出場したブルズのフォワード、チャンドラー・ハッチソン(24)は検査で陽性反応を示し、濃厚接触と認定された3選手が同一カードとなった12月31日の試合を欠場している。

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2021年1月5日のニュース