体操・畠田姉妹が五輪出場に闘志 緊急事態宣言には「練習環境奪われることが怖い」

[ 2021年1月5日 14:01 ]

年始の練習に臨む畠田瞳(右)、妹の千愛(株式会社アミューズ提供)
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 体操女子の畠田瞳(20)、畠田千愛(16=ともにセントラルスポーツ)が5日、オンラインで取材に応じ、姉妹での五輪出場に向けて決意を示した。

 昨年は新型コロナの影響で多くの試合が中止、延期となっただけに、姉の瞳は「目先にある試合を一つ一つ大切に一生懸命こなしたい」と見据える。延期となった五輪は「やっぱり姉妹で出たい気持ちが強い」と改めて強調し、「出場できたら団体戦でのメダル獲得が目標なので頑張っていきたい」と力を込めた。昨年シニアデビューした妹の千愛も「初めての代表選考になるので、緊張した時も自分の演技がしっかり発揮できるように頑張りたい」と誓った。

 一方で、首都圏を中心に新型コロナ感染拡大に歯止めがかからず、7日には緊急事態宣言が発令される見込み。成人式の中止が決まったという瞳は「楽しみにしていた行事だったので凄いショック」と肩を落としつつ、「練習環境を奪われることが怖いのでそこだけ確保できれば、あとは自分たちで自粛して気を付けていきたい」と話した。

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