年男の阿部一二三「最高に輝く1年に」

[ 2021年1月5日 20:06 ]

阿部一二三
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 柔道の東京五輪男子66キロ級代表の阿部一二三(パーク24)が5日、オンラインで行われた全日本柔道連盟の強化選手を対象とした講習会後に取材に応じ、「最高に輝く1年にしたい。五輪で優勝するのが一番の目標なので、何が何でも優勝する気持ちで取り組みたい」と抱負を述べた。

 先月13日に行われた丸山城志郎(ミキハウス)との代表決定戦で24分間もの死闘を制し、晴れて代表に決定。一方、今週中にも首都圏の1都3県に緊急事態宣言が発出され、五輪開催が再び危ぶまれる状況になっているが、「開催すると信じているし、信じてやっていく」ときっぱり。本番までは寝技や逆技の習得に着手したい考えで、「今後の試合で(成果を)見てもらえれば」と話した。

 年末年始は神戸市の実家に帰省し、家族水入らずでゆっくり過ごしたという。妹で女子52キロ級代表の詩(日体大)とは「特別、何かを話したということはない」と素っ気ない返答も、ジョギングなどを共にすることも。「懐かしい気持ちになった。原点でもあるので」と地元でしっかり充電した97年生まれの年男が、五輪イヤーのスタートを切った。

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2021年1月5日のニュース