砂村光信氏 連覇の明大も油断できず 大学選手権へ「ここからの伸びしろがポイント」

[ 2020年12月7日 05:30 ]

関東大学ラグビー 対抗戦Aグループ   明大34―14早大 ( 2020年12月6日    秩父宮 )

<早大・明大>感染対策を徹底した秩父宮ラグビー場には、1万人以上のファンが駆け付けた(撮影・吉田 剛)
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 【砂村光信 視点】明大はラインアウトで早大の動き方を分析できており、相手ボールのほぼ半分をスチールした。さらに、今季の早大が自信を持っていたスクラムでも終始プレッシャーをかけた。前戦の帝京大戦から先発プロップを代えたが、試合中に選手を入れ替えてもスクラムの強さは変わらずシーズン中のメンバー変更で選手層の底上げに成功したといえる。

 バックスも帝京大戦からCTBの森をSOに上げたのが功を奏した。森は前に出ながらパスを放れるのでバックスラインに勢いがつく。CTBに児玉、FBに雲山と突破力のある大型選手がおり、相手にとって脅威だ。一方で、明大の前へ出る守備にプレッシャーをかけられた早大はSO吉村が止まってボールを受けていたため、勢いが出なかった。

 もっとも、昨季の早大はこの日以上の完敗から立て直し、大学選手権決勝で明大に雪辱した。今季は新型コロナウイルスの影響で、どのチームも仕上がりが1カ月前後遅れているとみられ、選手権ではここからの伸びしろがポイントになる。3回戦から出場するチームも1試合多く戦う分成長できるので、明大をはじめ準々決勝から登場のチームも油断できないだろう。 (元U―23日本代表監督)

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