関学大LB海崎 エースキラーの本領発揮だ!28日関西学生アメフット秋季T決勝

[ 2020年11月25日 05:30 ]

関学大守りのキーマンLB海崎(右)
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 エースキラーの出番だ。関西学生アメリカンフットボールの秋季トーナメント決勝(28日、万博記念競技場)に出場する関学大が24日、オンライン取材に応じ、LB海崎悠(4年)が立命大RB立川玄明主将(4年)との「タイマン勝負」で勝利を誓った。

 「まだ立川選手からロスタックルを決めていないので、今年こそやりたい」

 ロスタックルとは、キャリアーがボールを受けた地点より後ろで倒されるプレー。人並み外れたスピード、判断力を持つディフェンスでなければ、なかなか試合でお目にかかれない。ともに1年生から名門でレギュラーを張る両雄。名だたるQB、RBに2列目から鋭いタックルを見舞ってきた背番号44の“最後の標的”が立川なのだ。

 学生ナンバーワンのLBと称される海崎も、敗戦を成長の糧にしてきた。1年生で出場した甲子園ボウルで、日大に完敗…。「過小評価して、相手をナメていた。あれから一戦必勝を忘れたことはない」

 新型コロナウイルスの感染拡大で、関西と関東の代表校が頂点を争う今季の甲子園ボウル。日大も決勝(29日)に残り、宿敵を倒せば、3年前の借りを返すチャンスもある。「そういう気持ちもなくはないけど、まずは立命さんに勝たないと…」。5年連続の聖地へ、海崎の発するタックル音が日本一への号砲になる。

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2020年11月25日のニュース