NBA若手選手の大型契約が続出 ヒートのアデバイヨは5年で171億円 チーム史上最高額

[ 2020年11月25日 09:42 ]

最大限度額で契約を5年延長したヒートのアデバイヨ(AP)
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 昨季のNBAファイナルに進出したヒートの先発フォワードで、15・9得点、10・2リバウンド、5・1アシスト、1・3ブロックショットをマークしたバム・アデバイヨ(23)が5年、1億6300万ドル(約171億2000万円)で契約の延長に合意。24日に代理人を務めるアレックス・サラティス氏が明らかにしたもので、新人契約終了後の更新額としては最大限度額でヒートの選手としては過去最高額。今季に「オールNBA」に選ばれたり、個人タイトルなどを獲得すれば、1億9500万ドル(約204億8000万円)まで増額される。

 AP通信によれば、新人契約最後の年となる4季目の今季の年俸は510万ドル(約5億4000万円)だが、2021年シーズンには5・5倍増の2810万ドル(約29億5000万円)にアップ。アデバイヨは2017年ドラフトの全体14番目で指名されているが、同期の選手で最大限度額で契約を延長したのはセルティクスのジェイソン・テータム(22=3番目指名)、キングスのディアーロン・フォックス(22=5番目指名)、ジャズのドノバン・ミッチェル(24=13番目指名)に次いで4人目となった。テータムだけはすでに昨季のオールNBAのサードチームに選出されているため、1億9500万ドルが保障されている。

 一方、昨季にレイカーズからペリカンズに移籍して23・8得点、6・1リバウンド、4・2アシストをマークし、最も進歩した選手に与えられる「MIP」に選出されたペリカンズのフォワード、ブランドン・イングラム(23)は5年、1億5800万ドル(約165億9000万円)で契約を延長。2016年のドラフト全体2番目に指名された同選手は今季948万ドル(約10億円)でプレーするが、来季からの平均年俸は3160万ドル(約33億2000万円)にアップする。

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