水谷、マグロ丼効果でストレート勝利!「良い結果が残せて満足」

[ 2020年11月18日 05:30 ]

卓球・Tリーグ ( 2020年11月17日 )

第2試合のシングルスで勝利した東京・水谷
Photo By 共同

 3シーズン目が都内で開幕した。無観客で行われ、2連覇中の東京が昨季2位の琉球を4―0で下し、3連覇へ好スタートを切った。東京は張本智和(17)を海外遠征で欠く中、第2試合に出場した五輪代表のベテラン・水谷隼(31)が3―0のストレート勝ちでチームを勢いづけた。Tリーグは年内は無観客で行い、来年1月からは有観客で開催する予定となっている。

 今年3月以来、約8カ月ぶりの公式戦に水谷の胸は高鳴っていた。「(開幕へ)ワクワクもあったし緊張もしたが、良い結果が残せて満足」と久しぶりの勝利をかみしめた。

 3キロの減量に成功し、万全の状態で臨んだ。練習後に、マグロ丼を食べるという独自の減量を試していたといい、機敏なフットワークで相手を翻弄(ほんろう)。「試合の中で勘を取り戻せた。もう3キロ痩せないといけない」とニヤリと笑った。

 9カ月後に迫る東京五輪よりも、まずは目の前の一戦に集中する。水谷は「五輪はどうなるか分からない…」とした上で「Tリーグのために半年間練習してきた。今は五輪よりTリーグに専念したい」と心境を語った。 

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