NFL選手がまた新型コロナウイルスに感染 ブラウンズのRBジャノビッチが陽性反応

[ 2020年11月17日 08:59 ]

新型コロナへの感染が判明したブラウンズのRBジャノビッチ(AP)
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 米オハイオ州クリーブランドに本拠を置いているブラウンズのRBで、15日のテキサンズ戦でスペシャルチームを含めて計26回のプレーに加わっていたアンディー・ジャノビッチ(27)が16日、新型コロナウイルスに感染したことが判明。ブラウンズはただちにクリーブランド郊外のべリアにある練習施設を閉鎖し、同選手と接触のあった選手の調査を開始した。

 ジャノビッチはNFLが定める感染者リスト(濃厚接触者を含む)に登録されたが、ブラウンズでは4日前にオフェンスラインのクリス・ハバード(29)が陽性反応を示して登録されたばかり。前週にはエースQBのベイカー・メイフィールド(25)が濃厚接触者と断定されてチームを一時離脱するなど混乱状態が続いている。

 オハイオ州の感染者数は9月まで1日1000人以下の状態が続いていたが、イリノイなど他の中西部各州同様、10月中旬から急増。13日には8071人、16日には7268人の感染が新たに判明している。

 NFLは観客動員は制限、もしくは無観客で試合を実施しているが、各チームの本拠地で通常通り日程を消化しているために移動が多く、しかも試合に出場する選手は1チーム53人の大所帯。各チームで選手とスタッフの感染や濃厚接触が相次いでおり、リーグ側はレギュラーシーズンの短縮の検討を開始したと伝えられている。

 なお今季6勝3敗のブラウンズは22日に地元クリーブランドでイーグルス(3勝1分け5敗)と対戦することになっている。

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2020年11月17日のニュース