AS日本選手権 五輪日本代表がOP参加、新演目披露 井村雅代HC「気持ち切らさずやってくれた」

[ 2020年11月12日 16:23 ]

<AS日本選手権第1日>チーム・テクニカルルーティン 日本代表の演技
Photo By 代表撮影

 アーティスティツクスイミング(AS)の日本選手権が12日、山口きらら博記念公園水泳プールで開幕した。チームテクニカルルーティンに東京五輪日本代表(乾、吉田、福村、安永、塚本、京極、木島、柳沢)がオープン参加。昨夏の世界選手権(韓国・光州)以来、約1年4カ月ぶりの大会で、五輪で採用する新演目「空手2020」を披露した。

 当初は5月8~10日に大阪で開催予定だったが、コロナ禍で一度中止後、延期となり、会場も変更された。選手は無観客の中、切れ味鋭い動きを披露。通常、演技前は全員で手をつないで声を出して気合を入れるが、この日は感染予防対策でアイコンタクトのみで集中力を高めた。

 井村雅代ヘッドコーチは「無観客が異例だと思わないことにしている。これが今の試合のあり方。コロナ禍でも選手は気持ちを切らさずに今日までやってくれた」と評価。その上で8人の陣形が広くなりすぎたことを指摘し「集団としての迫力がなかった。水の中でソーシャルディスタンスをとるようには言っていないが…」と課題を口にした。

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2020年11月12日のニュース