W杯6トライ、南ア代表マピンピ　トップリーグ・NTTドコモ入団会見で「まいど」

NTTドコモに加入した（左から）SOオーウェン・ウィリアムス、WTBマカゾレ・マピンピ、ヨハン・アッカーマン監督
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　ラグビーの2019年W杯で優勝した南アフリカ代表の主力、WTBマカゾレ・マピンピ（30）が12日、大阪市内で行われたトップリーグ・NTTドコモの入団会見に出席した。

　同じく新加入のウェールズ代表3キャップのSOオーウェン・ウィリアムス（28）とともに、あいさつの第一声は「まいど」。チームメートに言うように仕込まれていたとはいえ、大阪のチームに溶け込もうとする意思表示で、つかみはオッケーだった。

　ずば抜けた快足の持ち主で、W杯は6トライを挙げた。知っている日本選手を聞かれると、W杯準々決勝で激突した「マツシマ」の名前を挙げ、「印象に残っている」と語った。陽気なチームマンと評判の世界的名手は「たくさんのトライを取ることが仕事だけど、いくつトライを取るとかは考えていない。地道だけど、チームのために貢献したい」とトップリーグと下部リーグを行き来するチームを上位に引き揚げることを約束した。チームは、1月開幕の新シーズンで「8位以内」を目標に掲げている。

　2人ともにに1年契約。もう1人の大物助っ人であるニュージーランド代表のSH、TJ・ペラナラ（28）は、12月5日まで開催する南半球対抗戦後に、体調を考慮しながらタイミングを見て来日する。