【しぶこ専属・斎藤大介トレーナーと世界を目指そう(6)】リズムに合わせて身体をコントロールしよう

[ 2020年11月12日 05:30 ]

<ゴルフ天国・斎藤大介トレーナー>線に横向きになり、左右の足を交互に入れ替えて横向きに前進(撮影・西尾 大助)
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 前回に引き続いて<第2段階=男子は8~10歳、女子は7~9歳>のジュニアゴルファーに実践してほしいエクササイズを紹介します。リズム感とともに自分の身体をコントロールする力と空間認識能力を身につけましょう。(取材協力・コモゴルファーズアカデミー)

 【地面に引いた真っすぐな線を使ったエクササイズ】
 拍手や音楽に合わせて身体を動かしてみましょう。

 (1)拍手に合わせ、両足をそろえてジャンプしながら前に進みましょう。
 (2)拍手に合わせ、両足をそろえてジャンプしながら後ろ向きに進みましょう。
 (3)今度は(1)に上半身の動きを加えます。両腕を前回し、後ろ回ししながら前に進みましょう。
 (4)地面の真っすぐな線に対して横向きになり、線の上で左右の足を交互に入れ替えながら横向きに進みましょう。どちらか一方が終わったら逆向きもやってみましょう。
 (5)真っすぐな線を中心に片足で左右にジャンプしながら前に進みましょう。この時、線を踏まないように気をつけてください。右足ができたら左足というふうに左右の足を入れ替えてやってみましょう。
 (6)真っすぐな線の上で両足を左右に開いて「パー」、同じように真っすぐな線の上で両足を交差させて「チョキ」。この「パー」と「チョキ」を交互に繰り返しながら前に進みます。これも線を踏まないように気をつけてください。
 (7)次は(6)の応用です。「パー」「パー」と2度、ジャンプした後、クルリ、クルリと2度、右に360度回転しながら前に進みましょう。これができたら左回転にも挑戦してみましょう。

 (1)から(7)へ進むにつれて動きも複雑になっていきます。最初は真っすぐな線を踏んでしまうことも多いと思いますが、繰り返していくうちに徐々に減ってくるはずです。ゴルフだけでなくさまざまなスポーツに共通して重要なリズム感とともに、自分の身体をコントロールする力と空間認識能力も身につけていくことができます。世界のトッププロの中にはトレーニング中や試合の直前に音楽を聴く選手がたくさんいます。みなさんも大好きなアーティストの音楽に合わせてこのエクササイズを楽しんでください。

 ◆斎藤 大介(さいとう・だいすけ)柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師の3つの国家資格を持つ。海外でも研さんを積み、米女子ツアーでは海外メジャー優勝者のトレーニングを手掛ける。19年11月から渋野日向子を担当。自身のインスタグラム(golf_fit_japan)でも渋野らとのエクササイズ動画を公開。ジュニア向けの育成メニュー作成やオンライン相談も実施中で、インスタのプロフィルから斎藤トレーナー本人に問い合わせも可能。

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