スーパーボウル出場QB同士の対決はラムズが勝利 NFLもロサンゼルス勢が好調

[ 2020年10月27日 12:33 ]

チームをけん引したラムズのQBゴフ(AP)
Photo By AP

 NFLは26日、カリフォルニア州ロサンゼルスの「ソーファイ・スタジアム」で第7週の残り1試合を行い、地元のラムズが24―10(前半10―3)でベアーズを下して5勝2敗。2019年のスーパーボウルに出場したQBジャレッド・ゴフ(26)は33回中23回のパスを通して219ヤードと2TDをマークしてチームを引っ張った。196センチ、109キロの大型パンター、ジョニー・へッカー(30)は63ヤードと57ヤードのロングパントで2度にわたってベアーズをゴールライン手前まで押し返すなど、キッキング・チームも活躍。新設の「ソーファイ・スタジアム」では今季3戦全勝となった。

 北米4大スポーツ界の中でロサンゼルス勢は好調。今月11日に終了したNBAファイナルではレイカーズが10年ぶりに王座を奪還し、大リーグのワールドシリーズではドジャースが32年ぶり7回目の優勝に王手をかけているところ。ラムズが所属しているNFC西地区ではシーホークスが5勝1敗で首位に立っているが、ラムズは2位のカージナルス(5勝2敗)と同じ勝率で、ドジャースがリーグ制覇を達成すれば“ロサンゼルス3冠”への期待もまってきそうだ。

 NFC北地区1位のベアーズは5勝2敗。第4Q7分30秒、セーフティーのエディー・ジャクソン(26)がファンブル・リカバーからこの日チーム初めてのTDを挙げたが反撃もここまでだった。イーグルス時代の2018年にスーパーボウルのMVPとなったQBニック・フォールズ(31)は40回中28回のパス成功で261ヤードを獲得したが、2度のインターセプトと4度のサックを浴びるなど苦闘。前週まで出場した4試合ですべてTDパスを記録していたが、この日は「0」に終わった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年10月27日のニュース