渋野「1日目からスタートダッシュをかけて」 米第2戦は山火事影響で54ホールに短縮

[ 2020年9月18日 14:01 ]

マスク姿で最終調整する渋野日向子
Photo By 共同

 女子ゴルフの渋野日向子(21=サントリー)が、18日からオレゴン州のコロンビアエッジウオーターCCで始まる「キャンビア・ポートランドクラシック」で米国本土での第2戦を迎える。米国西部で拡大する山火事による大気汚染の影響で大会は72ホールから54ホールに短縮。練習も時間帯やコースが制限されるなか、渋野は17日、午前11時から後半の9ホールを回った。

 練習ラウンドは2日間合計1ラウンドを回ったのみ。この日はマスクを装着したままでラウンドをし「来てからずっと煙なので、煙りの印象しかないですけど」と笑顔で印象を口にした。

 芝は前週ANAインスピレーションのバミューダ芝からポアナ芝に変わる。「芝の感じは先週と違って粘っこい。グリーンも先週ほど速くないので止まる印象はあるけど、ちょっとグリーンが読みづらいかな。なかなか1ラウンドで習得できるかと言われたら難しいかなとも思いました」と話す。

 1ラウンド短縮されたことで第1日からスタートダッシュを決めることが必要となる。大会への抱負を問われると「今週も予選通過を目標に、しっかり1日目からスタートダッシュをかけて、最終日まで頑張れたらいいなと思います」と表情を引き締める。キーポイントにはフェアウェーキープ率を挙げると「グリーンも止まるということはピンに狙って行きやすい。自分らしいゴルフができると思うので、しっかり攻めのゴルフを初日からできたらいいんじゃないかと思います」と意気込みを口にした。

 大気汚染の影響で開催も危ぶまれたが、17日夜から雨が降る予報で汚染も緩和される見込み。予定通り18日から3日間54ホールで実施される予定だ。

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