宇野昌磨、本田圭佑とラジオトーク 五輪とは「1日1日を積み重ねた先にある」

[ 2020年8月27日 15:09 ]

フィギュアスケート男子の宇野昌磨
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 フィギュアスケート男子で18年平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(22=トヨタ自動車)が27日、ニッポン放送の特別番組「本田圭佑 NowVoice」にゲスト出演した。サッカー・ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑(34)がラジオ・パーソナリティーに初挑戦。リモート収録で初対面となった2人が、さまざまな話題でトークを繰り広げた。

 「ゲームが好きなんですか?」「野菜嫌いなんですか?」などと矢継ぎ早に質問する本田は宇野に「オリンピックとは?」と投げかけた。宇野は「サッカーだとオリンピックとW杯があると思うので他のスポーツと違った感情があると思いますが、フィギュアだと世界選手権は毎年ある。オリンピックだけは4年に1回しかないので最高峰の舞台とされている」と前置きした上で「僕は先のことをあまり考えないんですよね。明日よりも僕は今日を選んでしまう。昨日よりも今日を選んでしまう」と持論を展開した。

 さらに「五輪に向けて、この試合をどう頑張るということをあまり考えたことがなくて。目の前の試合と今日の練習をどうよくするかをずっと考えてやっていた。その1日1日を積み重ねた先に五輪があって、五輪の場に立ったら、じゃあ今日も今までやってたのと同じように今日いいものをやろうと。今も五輪だから、と特別意識していないのが正直な感想です」と明かした。

 本田が「明日よりも今日、へのこだわりや背景は」と突っ込んで聞くと、宇野は意外な回答を披露。「僕は小さい時からずっとゲームが好きで、練習が良くないとゲームしちゃダメ、と育てられた。そうすると、明日を捨てでも今日頑張りたいという練習をしてきた。それが染みついた」と話すと、本田は「面白い!」と膝を打った様子だった。原点の一端を明かした宇野は「小さい時はゲームをしたいからスケートを頑張っていたといっても過言でなかった。今はスケートが好きで、もっとうまくなりたい。自分から意欲が高まってから、結果が出始めた」と語っていた。

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2020年8月27日のニュース