19歳・笹生優花2打差2位発進 藍、奈紗に続く10代2大会連続Vなるか

[ 2020年8月27日 17:23 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第1日 ( 2020年8月27日    北海道・小樽CC=6695ヤード、パー72 )

笹生優花
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 女子プロゴルフツアー今季第3戦となるニトリ・レディースが27日に開幕。2週前の今季第2戦NEC軽井沢72でプロ初優勝した19歳の笹生優花(ICTSI)が、第1ラウンドを1イーグル、4バーディー、1ボギーの5アンダー67で回り、首位と2打差の2位と好発進した。65をマークした大城さつき(30=フリー)が7アンダーで単独首位。4アンダーの3位にはホステスプロの小祝さくら(22=ニトリ)ら4選手が並んだ。

 インの10番からスタートすると、525ヤードの13番パー5で残り225ヤードを5Wで70センチに2オン。平均260ヤードという持ち味の飛距離を生かし、イーグルを先行させた。1アンダーで折り返した後半では、5番から3連続バーディーを奪取。「ドライバーがちょっと今日は曲がったけど、その中でも2打目が乗ってくれて大崩れしなかった。こんないいスコアが出ると思っていなかったので、満足ですね」と笑顔を見せた。

 アマチュア時代に出場した17年には予選落ちを喫した今大会。ただ、悪いイメージはないそうで「予選落ちしたんでほとんど忘れちゃってます」と笑い飛ばした。21日にはすでに北海道入り。「新しい週。優勝したからこそ、気を引き締めないと」と、初Vの余韻に浸ることなく準備を重ねてきた成果が出た形だ。10代での2大会連続優勝となれば1988年のツアー制施行後では05年の宮里藍、17年の畑岡奈紗に続くツアー史上3人目。さらに、プロ初優勝からの2大会連続Vも史上4人目の記録となる。“女ウッズ”と呼ばれる新星に注目が集まる。

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2020年8月27日のニュース