“ホステスプロ”小祝さくら好発進 単独2位でホールアウト「自分の目標に集中してプレー」

[ 2020年8月27日 13:53 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第1日 ( 2020年8月27日    北海道 小樽CC=6695ヤード、パー72 )

小祝さくら
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 女子ゴルフツアーの今季第3戦、ニトリ・レディース(賞金総額2億円、優勝賞3600万円)は午前6時45分から当地で第1ラウンドを行っている。地元北海道出身でホステスプロの“黄金世代”小祝さくら(22=ニトリ)は10番からスタートし、序盤の11番から3連続バーディーを奪うなど5バーディー、1ボギーの68をマークし、ホールアウト時点では首位・笹生優花(19=ICTSI)に1打差の4アンダー、単独2位に付けている。

 「地元とかホステスとかは忘れることにして、目標スコアとか、自分の目標に集中してプレーするようにしています」

 この日はさまざまな重圧をはね除けるため余計なことは考えずに目標として設定した「4アンダー」をクリアすることに集中。前週の全英女子オープンで6位に入った上田桃子のキャディーを務めた師匠の辻村明志コーチは帰国後の自主隔離のため不在だが、予選落ちした2週前のNEC軽井沢72ゴルフの反省を元に、師弟間でコースマネジメントの重要性を再確認。大会開幕前夜、コース攻略メモを見ながらピン位置を予想し、ボールの落としどころをイメージしたのが好スタートにつながった。

 前を走るのは2試合連続優勝を目指すプロ1年目の大物新人・笹生。「さらにどんどん新しい選手がこれから出てくると思うので自分も凄く頑張らなきゃなあと凄く刺激になります」。2000年度生まれの“ミレニアム世代”に続く2001年度生まれの“01世代”の台頭で“黄金世代”もうかうかはしていられない状況となっている。

 師匠の辻村コーチ同様、自主隔離中の姉弟子・上田からはLINE(ライン)で「力が入りすぎないように」とのアドバイス。2019年7月のサマンサタバサ・ガールズコレクション・レディースに続くツアー2勝目へ平常心を貫けるか。

 

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