体操・畠田瞳「姉妹で出たい」妹・千愛と東京五輪狙う

[ 2020年8月27日 18:35 ]

練習で笑顔を見せる畠田千愛(右)と姉の瞳(日本体操協会提供)
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 体操女子の畠田瞳(19=セントラルスポーツ)が、妹の千愛(16=同)とともに来夏の東京五輪への出場を誓った。東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で強化合宿中の27日、オンラインで取材対応。瞳は「姉妹で出たい気持ちは強い」と体操界では初となる姉妹での夢舞台を見据えた。

 新型コロナウイルスの影響で五輪が1年延期となったが、瞳は「そこのショックは少なかった」と振り返る。春に予定されていた全日本選手権などが延期や中止となったことの方がショックは大きく、「モチベーションが下がって、残念な気持ちになった」と明かした。モチベーションの低下で練習を思うように積めなかったが、今は「五輪に出場するために頑張って練習するしかない」と前を向いている。

 千愛とともに9月の全日本シニア選手権(高崎アリーナ)に出場予定。千愛は「この合宿で完成度をどれだけ高くするか。試合が久々なので、緊張したりもすると思うけど、自分のべストが出せるような演技がしたい」と気合を入れていた。

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2020年8月27日のニュース