ラグビー日本代表 欧州8カ国対抗戦への参戦断念 別カード模索へ

[ 2020年8月27日 21:08 ]

ラグビー日本代表
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 日本ラグビー協会が今年11、12月に欧州で計画されている8カ国対抗戦への日本代表の派遣を断念したことが27日、関係者への取材で分かった。

 先月下旬に明らかになった計画では、イングランド、アイルランドなど欧州6カ国に加え、日本とフィジーを加えた8カ国が2組に分かれ、総当たりの後に順位決定戦を行う大会方式が検討されていた。しかし新型コロナウイルス感染症の影響で、日本国内における代表合宿実施のめどが立たず、渡航による感染リスクも高い。来年1月開幕予定のトップリーグ(TL)への影響も不可避な状況から、同協会では26日までに断念を決定。この日、各TLチームサイドに通達されたもようだ。

 昨年のW杯日本大会で史上初の8強入りを果たした日本代表は、イングランドなどとの対戦を予定していた今夏のテストマッチが中止となり、当初11月に予定していたアイルランド戦なども中止が決まっている。強化サイドは丸1年間の活動休止を避けるためにも、欧州以外の国との対戦を含め、今後の強化活動を模索するという。

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2020年8月27日のニュース