パラカヌー瀬立モニカ 昨年9月以来、今季初レースで「楽しかった」

[ 2020年8月9日 17:47 ]

1着でレースを終え、ポーズを決める瀬立
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 下肢障がいの選手が対象のパラカヌーで、東京パラリンピック内定の女子・瀬立モニカ(22=江東区協会)が9日、石川県小松市の木場潟カヌー競技場で行われたイベントに出場した。昨年9月に実施された東京パラのテスト大会以来で、今季初の実戦形式となる。「久しぶりのレースですごく楽しかった」と笑顔を見せた。この日は男子選手2人と直線200メートルのコースを競い、59秒85の1着でゴール。来月、同会場で行われる日本選手権を目指して調整を進める。

 緊急事態宣言発令後から、沖縄県大宜味村で約半年間にわたる合宿を実施。海の波にもまれながら、「60%くらいの練習はできていたと思う。村の方たちの支援のもと、充実した練習ができた」と振り返った。東京大会に向けて、会場となる海の森水上競技場(東京都内臨海部)の風が強いことを考慮し、艇内のシートも従来より硬く改良。今回のレースで初めて試したことを明かし、「向かい風が強かったが、推進力が感じられた」と手応えを得ていた。

 スポーツの国際大会で延期や中止が相次ぎ、来夏の東京大会開催に不安を覚えた時期もあったという。選手として、都民として、開催に対して複雑な思いも抱いた。それでも「今日もらった刺激がいい起爆剤になった。来年地元で金メダルを取りたいと改めて誓うことができた」と決意を語った。

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