NBAが表彰部門のファイナリストを発表 八村は新人王最終候補には入らず

[ 2020年8月9日 09:12 ]

新人王のファイナリストには入らなかった八村(AP)
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 NBAは8日、6つの表彰部門のファイナリスト(最終候補3人)を発表。ウィザーズの八村塁(22)は新人王部門の中に名を連ねることはできなかった。

 新型コロナウイルス感染拡大による特異なシーズンとなっているため、投票は7月30日に終了。例年ならば6月のファイナルのあとにショーアップされた形で受賞者が発表されるが、今季は4カ月以上の中断があったために日程は決まっていない。

 新人王はドラフト全体2番目に指名され、今季64試合に出場して平均17・8得点、7・1アシストを挙げているグリズリーズのガード、ジャー・モラント(20)が最有力。このほか、トップ指名選手ながら23試合の出場にとどまっているペリカンズのフォワード、ザイオン・ウィリアムソン(20=平均22・4得点)と、ドラフト外入団のガードとしてヒートで先発しているケンドリック・ナン(25=平均15・2得点)の2人がファイナリストに選ばれた。

 八村は46試合に出場し、新人の中では5位の平均13・4得点と、1位となる6・1リバウンドをマーク。しかし故障で23試合を欠場していた。

 各部門のファイナリストは下記の通り。バックスのフォワード、ヤニス・アデトクンボ(25)がシーズンMVPに輝くと史上12人目の2年連続受賞で、最優秀守備選手にも選出されると、アキーム・オラジュワン(元ロケッツ)、マイケル・ジョーダン(元ブルズ)に次ぐ史上3人目の同一シーズンでの“2冠”となる。

 ▼シーズンMVP=ヤニス・アデトクンボ(バックス)、レブロン・ジェームズ(レイカーズ)、ジェームズ・ハーデン(ロケッツ)

 ▼新人王=ジャー・モラント(グリズリーズ)、ザイオン・ウィリアムソン(ペリカンズ)、ケンドリック・ナン(ヒート)

 ▼最優秀守備選手=アンソニー・デービス(レイカーズ)、ヤニス・アデトクンボ(バックス)、ルディー・ゴベア(ジャズ)

 ▼MIP(最も進歩した選手)=バム・アデバイヨ(ヒート)、ルカ・ドンチッチ(マーベリクス)、ブランドン・イングラム(ペリカンズ)

 ▼シックスマン=モントレズ・ハレル(クリッパーズ)、ルー・ウィリアムス(クリッパーズ)、デニス・シュルーダー(サンダー)

 ▼最優秀監督=ニック・ナース(ラプターズ)、マイク・ブデンホルザー(バックス)、ビリー・ドノバン(サンダー)

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